防災産業展2024

Exhibititon “OCEAN LAND” at Disaster Prevention Industry Exhibition 2024(Feb.20-Feb.22)
Booth No. is B-34

(Japanese)

▼自己紹介

 大学院卒業後、長崎の大手造船所に4年間勤務し、韓国や米国でも造船・海洋分野で働いてきました。その時の経験を活かし、現在は「OCEAN LAND」のプロジェクトに取り組んでいます。

最初「オーシャン・リパブリック」という形で雑誌(船の科学)に投稿しましたが、教授や友人たちからは「わかりにくい」と言われました。そこで再構築し「オーシャンランド計画」という形で再スタートしました。

本来は大企業や研究機関が手がけるような規模の内容でしたが、プロジェクトは私個人で進めました。

大学の友人に「OCEAN LAND」の実際の推進力(揚力)を確認してもらい、実現可能であると確信を深めました。

帆船はオーシャンランドと同じ原理で風の力を利用して大海原を航行します。オーシャンランドはそれを拡大したものにすぎません。具体的に実現可能性を示すために、CG画像や図面の形でさまざまなアイデアが練り込まれています。 「OCEAN LAND・研究開発計画書」の図書館資料を参照しながら。このプロジェクトは面白くてやりがいのあるものだと思います。

1955年:新潟県村上市生まれ

1980年:東京大学工学部船舶工学科卒業

1982年:東京大学大学院工学系研究科卒業(工学修士)

1982年:三菱重工業株式会社入社 長崎造船所にて勤務

記録が確立されました。入社後 1 年以内に 42 件の特許を出願、表彰。

1986年:韓国の造船所で勤務(済州島、木浦)

1991年:日本の電機メーカー・ソフトウェア会社で勤務

2000年:韓国の造船所で勤務(ウルサン)

2002年:アメリカのボートメーカー

2006年:米国日系食品流通会社で勤務(ボートメーカー関連)

2010年:「oceanrepublic.org」のドメインを取得し、ウェブサイトを開設

2013年:「オーシャンランド研究開発提案書」を世界100以上の大学、企業に送付されました。(現在も進行中)

(主な企業:米国宇宙企業、航空関連企業、ドバイ港湾企業、日系大手ゼネコン、重工会社、日米の大学・研究機関)

2015年:日本に帰国

2019年:SSMARTACE(減災サステイナブル技術協会)浅沼博先生との出会い、防災・減災・免疫プロジェクトとして研究を続けています。

2021年:防災産業展2021にSSMARTACEブースにて参加させていただきました。

2023年:防災産業展2023にSSMARTACEブースにて出展しました。

2024年:防災産業展2024にSSMARTACEブースにて出展しました。

▼プロジェクトの始まり

 

 1992年、私は世界的な人口爆発と食糧不足の解決策として「オーシャンリパブリック構想」を雑誌「船の科学」に投稿しました。

 巨大なフロートを海上に浮かべ、その上面に複数の高層ビルを建て、海上の風によって発生する揚力(推進力)を利用してひょうたん島のような浮遊物を作り出すというアイデアです。

 しかし、大学教授らの反応は「面白い」というより「土台無理」とあまり芳しくなく、最終的には「わざわざ不便な離島を作ってどうするんだ?」という評価でした。挫折と思考停止が私に襲いかかりました。

 しかし、2000 年以降、海上に居住地を建設するプロジェクトが世界中で多数発表されたため、私はオーシャン リパブリックの取り組みに改めて注目しました。

 2010年にoceanrepublic.orgのドメイン名を取得し、ウェブサイトを開設しました。2013年以降、100社以上の有名企業や大学等に「 OCEAN LAND研究開発提案書」を送付してきました。例えば、米国の宇宙企業やドバイ港湾関連企業、日本の大手ゼネコン、重工業、日米の大学などです。

 2019年、新潟の防災関連会社で偶然、千葉大学の浅沼博教授と出会いました。。

浅沼教授は自ら設立した減災サステイナブル技術協会の会長を務めていました。浅沼先生は、防災・減災の観点から私のプロジェクトに興味を持ってくださいました。

 その後、防災・減災のプロジェクトとしてSSMARTACEの方々と勉強会やセミナー、リモート会議等を何度も開催し、「OCEAN LAND」は「減災・免災」で災害に有効なプロジェクトとして成長しました。パフォーマンス。詳細については、次の項目「プロジェクト」を参照してください。

 1992年、私が「オーシャンリパブリック構想」を「船の科学」誌に投稿してから30年以上が経ちました。このプロジェクトはさらにその先を目指します。

世界中の人々が将来に対して漠然とした不安を抱えていると思います。しかし、人類は知恵を出し合えば未来にまだ希望が持てると思います。オーシャンリパブリックとOCEAN LANDには、そんな未来への希望を牽引する力があると信じています。

▼プロジェクトについて



2024年は元旦の能登半島地震から始まりました。

 そして2022年では平年の10倍の降雨量によりパキスタンの約3分の1が洪水に見舞われ、近年まれに見る大災害となったのは記憶に新しいところです。

 近年、地球温暖化による洪水、干ばつ、豪雪などの気象災害による被害は年々増大しています。

 日本では、気候変動による災害に加え、1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、さらには首都直下型地震や南海トラフ巨大地震も起こると予想されています。さらに被害予測もこれまで経験したことのない大規模なものとなっています。

 「事故をゼロにすることはできるのか?」オーシャンリパブリックラボは、この問題に取り組むため、減災サステイナブル技術協会・SSMARTACE(会長:浅沼博史・千葉大学教授)と検討・議論を重ねてきました。

 ある日、浅沼先生から「OCEAN LANDは防災に役立つプロジェクト、つまりDisasters Free(免災)を実現できるプロジェクトだ」と指摘され、そこに着目し研究を進めてきました。

 その結果、地震、津波、洪水、海面上昇、台風、干ばつ、豪雪、パンデミックや小惑星の衝突など被害を防ぐ、あるいは最小限に抑える方法であることを示してきました。

 21世紀後半、災害のない住居、農地、リゾート、海洋開発拠点、宇宙ロケットや宇宙エレベーターの発射・到着基地として利用される「オーシャンランド」がたくさん生まれることを夢見ています。

 ちなみに、2024年2月20日から22日まで東京ビッグサイトで開催される防災産業展2024では、減災サステイナブル技術協会SSMARTACEのブース内に「OCEAN LAND」を出展します。

▼プロジェクトの展望とビジョン

 まずは災害のない環境を作ることは可能だということを世界中の多くの人に知ってもらうことが大切だと思います。

 そして、世界中の人々がより良い知恵を与えてくれて、より良い「OCEAN LAND」になると思いますので、プロジェクトがさらに発展することを願っています。



リンク集

オーシャンランドブロシュア(パンフレット、PDF 3p)

オーシャンランド研究開発提案書(PDF 53p)

オーシャンランドプレゼンテーション(Youtube 2m11s)

オーシャンランド3Dシミュレーター(Youtube 7m54s)

↓ 防災産業展2023の画像

【災害ゼロ・免災】という言葉について

「災害ゼロ」とは災害が発生しないか、発生しても小規模な災害のみが発生することを言っています。また「免災」とはそのような状態を示す言葉として使っております。

オーシャンランド(概要)

オーシャンランド(概要)

オーシャンランド(免災)

オーシャンランド(免災)

Seasteading
清水建設 GREEN FLOAT

清水建設 GREEN FLOAT

海面上昇

海面上昇